江戸東京写真帳144：城南島海浜公園・東京港野鳥公園

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＃散歩写真スライドショー　、早朝から、＃城南島海浜公園　に行く。モノレールからレインボーブリッジが撮れた。流通センター駅から、＃東京港野鳥公園　をとおる。開園時間、9時から5時、年末年始は休み。今日は入れない。城南島海浜公園に向かう。防波堤から海を見る。防波堤から砂浜を歩く。羽田空港から、飛行機が飛び立っていく。、＃東京港　、レインボーブリッジ方面を見る。対岸は令和島。東京湾の水平線からの日の出を撮るつもりだった。約4ｋｍの道を、流通センター駅に戻る。 　　2年後、東京港野鳥公園に行く。芝生広場から、いそしぎ橋を渡り、東観察広場に下りる。東淡水池は、水辺が少なくなっていた。水鳥もいない。バードウォッチャーでないので、超望遠レンズは持ってない。ネイチャーセンターに入る。林道を2号観察小屋に行く。潮入り池に、ダイサギが降り立つ。1号観察小屋、前浜干潟観察デッキに行く。前浜干潟に、城南大橋がかかっている。カイツブリが泳いでいた。2号観察小屋に戻る途中、鷹が水面に沿って飛んできた。池の真中の杭に止まり、魚を掴んでいる。また飛び去った。2号観察小屋から、今度、コサギを見た。ネイチャーセンターに入って、池の北側の杭に、2羽のミサゴを見る。外に出て、手前の杭に、カワウが羽を乾かしていた。また2号観察小屋に行って、イソシギとハクセキレイを近くで見た。ハクセキレイは、俺を見ていた。ダイサギも見た。また、前浜干潟観察デッキで、オオバンが泳いでいた。カワウが寂しげに佇んでいた。ネイチャーセンター、芝生広場に戻り、紅葉と落葉が綺麗だった。反対側の、自然生態園に入る。樹木や雑木林が良い。3号観察小屋に行く。西淡水池、水辺の景色が美しい。田んぼや畑のエリアを通る。トンボの番いが繋がっていた。4号観察小屋に行って、西淡水池が大きく見えたが、水鳥も小鳥も見れなかった。畑に戻って、内藤トウガラシがなっていた。野鳥公園を出る。京浜運河を渡って、流通センター駅から帰る。 　城南島海浜公園は、キャンプやバーベキュー、スケボー広場、車椅子で入場できるボードウォーク、砂浜があり、東京湾を出入りする大型船、羽田空港から飛び立つ飛行機を、間近に見る。つばさ浜の長さは450ｍ、幅は最大75ｍ、砂遊び、散策、潮干狩りが楽しめる。ドックランもある。JR大森駅から京急バス城南島循環「城南島四丁目」下車。 　大井信号所、東京港の船舶交通を管制する海上保安庁の信号所。 　　　城南島、大田区の人工島。埋立地、大井ふ頭その2。1981年頃、公害防止対策の工場移転先や産業廃棄物処理施設として、埋め立て造成された。大田区の東部、工業用地、埠頭用地など。造成中の箇所もある。東海地区と陸続き。地域西部から北西部は、大田区東海、地域北東部に、令和島（中央防波堤埋立地）、地域南部に京浜島、羽田空港がある。 　令和島、中央防波堤埋立地。東京港の浚渫工事で出た海底の土砂、建設残土等を投下した埋立地。 臨海トンネルで城南島と結ばれている。東京港臨海道路（ベイブリッジ）が、江東区と繋がる。大半が、埠頭用地で、東京港コンテナ埠頭の機能強化、整備を進めている。中央防波堤外側コンテナ埠頭がある。 　　東京国際空港、「羽田浦」と呼ばれ、元禄、天明の頃、葦が一面に密生した干潟で、「住む人も無く草木生い茂りて、種々の獣が徘徊する」という。天明年間（1780年頃）、武蔵国荏原郡羽田猟師町、代々名主の鈴木彌五右衛門は、干潟を埋め立て、新しい田畑を開発した。東京湾や多摩川に面する埋立地で、高潮、洪水などの水害を孕んでいた。土を盛り、堤防を強くするため、数千本の松を植えた。松の防潮林は、美しい景観となった。「扇ヶ浦」とか、小さな島があって「要島」と呼ばれた。堤防のほとりに小さな祠を建て、毎年の五穀豊穣と海上安全を祈願して、稲荷大神（穴守稲荷神社）を祀った。 　東京港野鳥公園、本公園と大田市場は、築地市場を移転させる目的で造成した埋立地。空き地であった期間に、自然に池や草原ができ、野鳥が集まり、自然保護運動が起こった。東京湾が日本の渡り鳥の中継地として貴重であり、葛西沖ともにサンクチュアリ（野鳥保護区域）を作った。 　＃ダイサギ　、体長90cm程、日本で、アオサギともに最大級。白色、足は黒い。夏、くちばしが黒くなる。胸や背中に長い飾り羽が現れる。冬羽は、飾り羽がなく、くちばしが黄色い。チュウサギと似るが、眼下の口角の切れ込みが、眼より後ろに食い込む。チュウダイサギが夏鳥として、日本で繁殖して、冬は南方へ渡る。ダイサギが中国東北部で繁殖して、日本で越冬するが、一年中観察される。 水田や川、湖沼など、魚、両生類、爬虫類、昆虫、更に哺乳類や鳥類（雛）を捕食する。サギ科同士で寄り集まって、集団繁殖地「サギ山」を作る。 　ミサゴ、魚を好んで食べる。ウオタカとも呼ぶ。 極地を除く、全世界に分布する。日本では全国に分布するが、北日本で冬季に少なく、南西諸島で夏に少ない。北海道周辺で、夏鳥として渡来する。全長59cm位。翼開張165 cm位。背中と翼の上面は黒褐色、腹部と翼の下面は白色、顔も白い。後頭部に小さな冠羽がある。足の外側に魚を捕らえるための棘、反転する第4趾（猛禽類でミサゴだけ）、鼻孔の弁、油で耐水された密生する羽毛がある。海岸に生息するが、湖沼、広い河川、河口に生息する。水面をゆっくり低空飛行して獲物を探す。単独かつがいで生活する。ボラ、ブラックバスなど魚類を食べるが、爬虫類、鳥類、貝類、カエルも食べる。獲物を見つけると、素早く翼を羽ばたかせて、ホバリング飛行して急降下、水面近くで脚を伸ばし、獲物を捕らえる。和名の由来は、水を探るが転じたとする。獲物を捕らえる時の水音で「ビシャ」「ビシャゴ」と呼んだ。水辺の岩や樹上に木の枝を組んだ巣を作る。抱卵はメスが行い、オスはメスに獲物を運ぶ。 　＃コサギ　、小型で白く、嘴は黒い。脚は黒く、足が黄色い。浅瀬や陸上で餌を探し、小動物を捕食する。コロニーを作って繁殖し、他の水鳥と一緒になる。木や低木、ヨシ原に枝で巣を作る。温暖な地域で定住する。19世紀の西ヨーロッパ、帽子の装飾用に大量に狩猟され、局所的に絶滅した。夏の繁殖期に、頭に2本の長い冠羽が現れる。細く尖っている。胸にも羽毛が広がる。 生息地は、湖、川辺、運河、池、潟湖、沼地、湿原、水田、水没した土地など、開けた場所を好む。海岸で、マングローブ林、沼地、干潟、砂浜、岩礁など。牛など有蹄類の間を移動することもある。 社交的な鳥で、小さな群れで見られる。餌場に近づく個体を追い出す。同種で争う。大抵は鳴かないが、繁殖地で、様々な鳴き声を、耳障りな警戒音を発する。浅瀬で翼を上げて走り、獲物を驚かせて捕らえる。進める足を小刻みに前後して、獲物が飛び出したのを捕らえる。陸上でも、獲物を追いかけるが、家畜に驚かされた生物や、家畜についたダニを食べる。腐肉をあさることもある。主食は魚だが、両生類、爬虫類、哺乳類、鳥類、甲殻類、軟体動物、昆虫、クモ、蠕虫も食べる。朝に「サギ山」から飛び立ち、隊列を組んで採食しに行く。 ＃カワウ　、河、川に生息する「鵜」。湖沼、河口や浅海域で見る。 本州、四国、九州に生息したが、1970年代に3000羽以下に減少した。鵜の山（愛知県）、不忍池（東京都）、沖黒島（大分県）のみとなった。現在15万羽以上に増えた。 全長約90cm、翼開長約145cm。体重約2.3kg。大形、全身が黒色。ウミウに似るが、背や翼に褐色みがあり、嘴の基部の黄色い口角に丸みがある。繁殖期に婚姻色として、頭部が白くなり、腰の両側に白斑が出る。近年は海上でも見られ、山間部の上流に進出している。群れで溜まり、休息と睡眠をとる。夜明け、採餌のために隊列を成して餌場に向かう。夕方に、ねぐらに戻る。V字形に編隊を組んで飛ぶ。1日の移動距離は長い。コロニーを水辺に形成し繁殖を行う。群れは数十羽から数千羽になる。季節を問わず繁殖できるが、春先と秋に活発である。一夫一妻で、枯れ枝などを利用して樹上や鉄塔などに皿形の巣を作る。約1か月で孵化し、雌雄で育雛する。魚類を潜水して捕食する。1分以上、水深10m近くまで潜水する。1羽で1日500gの魚を食べる。ウミウも同様に巧みな捕食者で、鵜飼いに利用される。ウの翼羽は油分が少なく、あまり水をはじかない。長時間、濡れた翼を広げ、小刻みに震わせて乾かす。営巣時、生木の枝を折り取るため、コロニーで樹木の枯死が起こる。多量の白い糞で、水質汚染や土壌汚染、悪臭、景観の悪化など招く。糞が葉を覆って光合成を阻害し枯らす。大コロニーの不忍池や琵琶湖の竹生島が知られるが、生息域の広がりは、地域の環境を破壊し、漁業被害を与える。江戸時代も、カワウの糞による樹木の枯死が嫌悪されたが、当時は森林が広大で、営巣地が枯死した後に他の場所へ移動して、その間に樹木が回復するサイクルが出来ていた。また糞が肥料として好まれた。 　＃ハクセキレイ　、ロシア沿海地方、ハバロフスク地方、カムチャツカ半島、千島列島、樺太、北海道、本州、中国東北部に分布する。積雪地でも観察される。東日本で普通種になっている。全長21cm程。水辺に棲み、川や用水路、水辺の近くの畑や市街地で観察される。下流域、低地を好む。冬場は単独で、夏場は番いで分散する。縄張り意識が強く、冬場は同種、セグロセキレイ、キセキレイと生活圏が競合する。食性は雑食、高い所に留まって探し、水辺や畑などに降りて歩きながら、水中や岩陰、土中などに潜む、昆虫やクモ、ミミズなどを捕える。都市部など乾燥した環境に適応し、コンビニの駐車場やガソリンスタンド、公園や駅ホームなどで観察される。 店舗の内部に侵入し、人の手から餌を食べることもある。寒冷地で年1回、暖地で年2回繁殖する。雄は、春から夏に、地上で翼と尾羽を広げて求愛ダンスする。地上の窪みや人家の隙間など、枯れ草や植物の根を使って皿状の巣を作る。雌が抱卵する。雛は15日位で巣立ち。巣立ち後、親鳥と行動を共に、集団で行動することもある。人間に対する警戒心が低く、人間のそばに寄ってくる。 足を交互に出して素早く歩く。秋から冬の間、照明近くの街路樹に大群の集団ねぐらを作ることがある。 　＃アキアカネ　、俗に赤とんぼ、季節的な長距離移動する。夏に一旦低地から姿を消し、秋に大挙して出現する。ナツアカネは、低地から姿を消さない。活動時期は両種、差はない。平地から山地にかけて、水田、池、沼、湿地など、泥、汚れた水質の環境に生育する。平地で孵化した未熟な成虫は、夏に涼しい山地へ移動し、秋になると平地に戻る。水辺を離れて生活するのは、多くのトンボに共通した習性ではあるが、アキアカネは長距離移動する。低温時に生理的な熱保持能力は高いが、高温時の排熱能力は低い。そのため暑さに弱く、気温が30℃を超えると生存が難しい。このことが季節的な長距離移動の原因と考えられる。酷暑の年に移動先は高い標高の地域となり、冷夏の年にはそれほど移動しない。特に雄は体色が橙色から鮮やかな赤に変化し、通常秋雨前線の通過を契機に大群を成して山を降り、平地や丘陵地、低山地へと移動する。成熟したオスは、朝にメスを探して飛び回り、日中に水辺の植物や地表に留まり、メスを見つけると交尾を行う。雌雄が結合したまま飛びまわり、稲刈りの終わった水田の水溜り、産卵適所を探索する。浅い水溜りの、近くの草むらや地面で午前中から正午過ぎに交尾を行い、雌雄がつながったまま水面の上に移動し、水面の上で上下に飛翔し、雌が水面や水際の泥を腹部先端で繰り返し叩き、その度に数個の産み落とす。産卵が終わると雌雄は離れて飛び去り、朝に再び雌雄が連結して生殖活動する。成虫は11月まで見られ、12月上旬まで生き延びるものもいる。卵は水中や湿った泥の中で越冬し、春に水田に水をはる頃になると孵化し、幼虫（ヤゴ）となる。卵の期間は約半年、ヤゴの期間は3-6ヶ月程、田植え後の水田に大発生するミジンコなど捕食して成長し、初夏の夜にイネなどによじ登って羽化する。